
二十四節気先取り
2026年の10月は、8日から二十四節気の「寒露」、23日からは「霜降」を迎えます。
寒露は草木に冷たい露が降りる頃、霜降は秋が一段と深まり、霜が降り始める頃を表します。霜降は秋最後の節気で、その次はもう「立冬」です。
ところが、寒冷地としても知られる幌加内では、季節の進み方が暦よりひと足早め。寒露の頃にはすでに霜が降りる日があり、霜降の頃には初雪が降ることも珍しくありません。
つまり、幌加内の10月は二十四節気を早送りしているような季節です。
紅葉の季節

北海道では、本州よりひと足早く紅葉シーズンがやってきます。大雪山系などの山岳・高地では9月中旬頃から色づき始め、平地でも10月には見頃を迎えるところが多く、全体として本州より早いのが特徴です。
幌加内町は紅葉の名所というわけではありませんが、山林に囲まれた町。10月になると、身近な山々が少しずつ色づいていきます。
赤く色づく木が少ないため、印象としては黄色が中心。色づきの良い年には、山々が黄金色の濃淡で彩られます。
紅葉と気温

紅葉は、一般に最低気温が8℃を下回る頃から色づき始め、5~6℃を下回るようになると一気に進むと言われています。
| 色づき開始: | 最低気温が8℃以下 |
| 色づき加速: | 最低気温が5〜6℃以下 |

ここ5年間の幌加内町のアメダスデータを見てみると、9月上旬の最低気温は5.9~12.8℃。まだ夏の余韻が残り、8℃を下回った年は5年間で2回だけです。
ところが中旬になると、最低気温は2.0~6.7℃まで一気に低下。紅葉が始まる目安の8℃を、ほぼ当たり前のように下回るようになります。
9月中旬には、紅葉が一気に進み始める条件が整っているというわけです。
初雪もそろそろ

10月になると、霜が頻繁に降りるようになります。暦の上では「霜が降り始める頃」とされるこの時期も、幌加内では「霜の兆し」というより、霜が日常の景色になってきます。
さらに10月には、最低気温がマイナスになる日も現れ、初雪の便りも届き始めます。

冬の足音がすぐそこ

厳しい暑さが続いた夏も過ぎ、幌加内ではそろそろ本格的な冬支度の季節です。
季節の変化に身体が追いつかないなと思うときは、過去記事の「食べて温まる養生」も参考にしてみてください。
新そばシーズンまっただ中の幌加内で、温かいおそばを味わうのも、この季節ならではの楽しみです。

